敵が強いよ、地下2階…!
++
「〜♪」
陽気に鼻歌を歌いながら、遺跡の中を歩く。
傍には、背の高い黒い男と、中性的な少年の姿。
「歌いながら、戦うって大変なんだね〜♪」
メロディをつけるように、会話をする。
「ほら、よくさ…歌いながら踊っている人いるじゃない〜。
それに似たものだと思っていたんだよね〜♪」
そう言いながら、ぴょこんぴょこんと、ジャンプをする。
ここで、くるくる回るとか
そーゆー事をしないのが
とても、彼女らしいのかもしれない…。
「ま、いっかー★
これもまた、いい思い出っ、て事でぇ〜♪
いぇーい。これからも、頑張ろうねっ★」
びしっと、筆をマイクに見立てながら
2人に向かって笑顔を向け―――
「でさ、ここで一匹、仲間を増やしてみないっ?」
そう言うと、懐から可愛いアマガエルを取り出した。
ちょこーんと、掌の上に小さなカエルの姿。
ケロケロ
なんとも、愛らしい声が響いた。
「じゃんじゃじゃじゃーーーん!!!」
歌で鍛えたからなのか、効果音を口で言うも、音程はばっちりだ。
「ボクのお友達の、アマガエルのケロ太君だよ〜♪♪」
それはもう、満面の笑みで、2人にそのアマガエルを紹介した。
「小さいけど、少しは戦えるって
言ってたから連れてきちゃったー★」
暫し、沈黙。
ケロケロ
ボロブ命名アマガエル、通称ケロ太君の鳴き声だけが響いた。
「そうだね…その、どうやって戦えると聞いたんだい?」
シェオールからの何気ない疑問を投げられると、得意げな顔で
「ボクがカエルになってお話したに決まってるじゃない★
ちょっと、痛い思いしたけど、自分がカエルになれるならそれくらい、たいした痛みじゃなかったよー★」
えっへん、と自信満々の顔で
そう言ってのけた。
……。
再び、その場を沈黙が襲った。
ケロケロ
……ケロケロ
………ケロケロ
どこからともなく、数匹カエルが集まってきた。
「あ、…このカエル達はーー……」
少し、気まずそうにしていると
「ふふ、仲間を探しにきたのかな?」
シェオールはそう言って
近寄ってきたカエルを触ろうと手を…―――
「ッッッ!!!!だ、ダメぇええええええ!!」
思わず、シェオールに向かって体当たりをくらわせてしまった。
勢いは止まらずに、体勢を崩す2人。
それを見かねたのか、シュウが2人を受け止める。
「わ、わわ。っとっとっと。シュウ兄さん、ありがとう!」
「しかし、いきなりどうしたんだ。」
体当たりなど…と、言われると
少しばつが悪そうにしながら
「あの、カエルは……その……
本物のカエルじゃ…ないから。」
ぽつ、と呟く。
「その…ちょ、ちょっと…寂しくて。
そこら辺にいた、敵に、所かまわず…ね。
ケロケロを……。
だから、刺激を与えちゃうと…戻っちゃうんだよ。
元の姿に。」
え、えへ。
と、2人に笑みを向けた。
が、ちょっぴり2人の視線は冷たかったよ。
でも、夢はケロケロマスターだもん…。
++
「〜♪」
陽気に鼻歌を歌いながら、遺跡の中を歩く。
傍には、背の高い黒い男と、中性的な少年の姿。
「歌いながら、戦うって大変なんだね〜♪」
メロディをつけるように、会話をする。
「ほら、よくさ…歌いながら踊っている人いるじゃない〜。
それに似たものだと思っていたんだよね〜♪」
そう言いながら、ぴょこんぴょこんと、ジャンプをする。
ここで、くるくる回るとか
そーゆー事をしないのが
とても、彼女らしいのかもしれない…。
「ま、いっかー★
これもまた、いい思い出っ、て事でぇ〜♪
いぇーい。これからも、頑張ろうねっ★」
びしっと、筆をマイクに見立てながら
2人に向かって笑顔を向け―――
「でさ、ここで一匹、仲間を増やしてみないっ?」
そう言うと、懐から可愛いアマガエルを取り出した。
ちょこーんと、掌の上に小さなカエルの姿。
ケロケロ
なんとも、愛らしい声が響いた。
「じゃんじゃじゃじゃーーーん!!!」
歌で鍛えたからなのか、効果音を口で言うも、音程はばっちりだ。
「ボクのお友達の、アマガエルのケロ太君だよ〜♪♪」
それはもう、満面の笑みで、2人にそのアマガエルを紹介した。
「小さいけど、少しは戦えるって
言ってたから連れてきちゃったー★」
暫し、沈黙。
ケロケロ
ボロブ命名アマガエル、通称ケロ太君の鳴き声だけが響いた。
「そうだね…その、どうやって戦えると聞いたんだい?」
シェオールからの何気ない疑問を投げられると、得意げな顔で
「ボクがカエルになってお話したに決まってるじゃない★
ちょっと、痛い思いしたけど、自分がカエルになれるならそれくらい、たいした痛みじゃなかったよー★」
えっへん、と自信満々の顔で
そう言ってのけた。
……。
再び、その場を沈黙が襲った。
ケロケロ
……ケロケロ
………ケロケロ
どこからともなく、数匹カエルが集まってきた。
「あ、…このカエル達はーー……」
少し、気まずそうにしていると
「ふふ、仲間を探しにきたのかな?」
シェオールはそう言って
近寄ってきたカエルを触ろうと手を…―――
「ッッッ!!!!だ、ダメぇええええええ!!」
思わず、シェオールに向かって体当たりをくらわせてしまった。
勢いは止まらずに、体勢を崩す2人。
それを見かねたのか、シュウが2人を受け止める。
「わ、わわ。っとっとっと。シュウ兄さん、ありがとう!」
「しかし、いきなりどうしたんだ。」
体当たりなど…と、言われると
少しばつが悪そうにしながら
「あの、カエルは……その……
本物のカエルじゃ…ないから。」
ぽつ、と呟く。
「その…ちょ、ちょっと…寂しくて。
そこら辺にいた、敵に、所かまわず…ね。
ケロケロを……。
だから、刺激を与えちゃうと…戻っちゃうんだよ。
元の姿に。」
え、えへ。
と、2人に笑みを向けた。
が、ちょっぴり2人の視線は冷たかったよ。
でも、夢はケロケロマスターだもん…。
しばらくここの更新さぼってました。がふ。
無事、ケロケロ初修得したぜえええ。
以下、日記。
+++
ある秋の日の思い出。
それは、何気ない一言から始まった。
「師匠、少し寒くなってきましたねー。」
庭先で、足をぶらぶらと垂れ下げながら
眼鏡越しに、1人の男性の姿を追う。
「そうですね。
朝晩の冷え込みを感じますね。」
いつものように、淡々と細い目をした男。
「季節の変わり目は風邪を引きやいものです。
自分の体調管理、しっかりするんですよ?」
さらに、目を細めて笑顔のまま、ぴしゃりと言う。
「うっ………はい、はい、はぁーい。わかってますよぉ〜……。
もう、子供じゃないんだから、それくらい大丈夫ですって」
はっきりとしない返事を返すと
まるでそれが聞こえたように(いや、確実に聞こえたんだと思うけど)
「――ボロブ。返事は一度で構いませんよ?」
「………はぃ。」
ボクの態度が少し気に障ったのを感じ
視線を合わせないように返事を返す。
仮にも自分の身体を気遣って言ってくれた事だ。
素直に、謝って従った方がいいと、自分の中の何か――
(多分本能とかそんなんだと思う。野生の勘とか、女の勘とか、そーゆーのでも当てはまるのかな?とにかくさ、師匠に逆らって良い事なんてない。百害あって一利なし!そんなんだ。うん、間違いない。仮に、少しでも反発しようもんなら、朝とか早朝に起きて冷たい井戸の水を汲んで来いとか、早朝ランニングとか、笑顔で言い放つに決まってるんだから…!)
―――そう、言っていた。
「え、えーっと、で、でも、まぁ、こうやって、季節感があるって良いものですね!」
話題を逸らそうと、当たり障りのない事を言う。
「ええ、そうですね。
山の緑も、徐々に色付き始めてます。」
さわ、と緑が揺れる。
風が、気持ちよかった。
「秋、かぁー。
そろそろ、冬眠の季節かなー。」
ぽつり、と呟くと
師匠は、すごく
それは、すごーい不思議そうな顔で
眉を思いっきりしかめながら
「…………。
ボロブ。
あなた、冬眠するんですか?」
そう、師匠が言ってきた。
出来ることならしたいけど!(すごい本音)
い、いや、それは今、どうでもいい事で…!!
「で、出来るわけないでしょう!
ボクは人間ですよ?!?
冬眠は、カエルですよー!!」
がぁー、と否定の意味を込めまくって返事を返す。
そんなボクの様子を見て、師匠は、くすり、と笑いながら
「ええ。
もちろん冗談で言いましたよ。」
と、言った。
――……なんて事だ。
あの表情は、本気にとっているという演技だったって事か…!
「ま、少し外は寒いですけれど
それだけ元気があれば大丈夫ですね。
さ、修行を始めましょ。」
そう、にこやかな笑みで師匠はボクを見つめた。
……冬眠、したい。
***
少しだけ冷えた、遺跡の中で、ふと思い出した。
無事、ケロケロ初修得したぜえええ。
以下、日記。
+++
ある秋の日の思い出。
それは、何気ない一言から始まった。
「師匠、少し寒くなってきましたねー。」
庭先で、足をぶらぶらと垂れ下げながら
眼鏡越しに、1人の男性の姿を追う。
「そうですね。
朝晩の冷え込みを感じますね。」
いつものように、淡々と細い目をした男。
「季節の変わり目は風邪を引きやいものです。
自分の体調管理、しっかりするんですよ?」
さらに、目を細めて笑顔のまま、ぴしゃりと言う。
「うっ………はい、はい、はぁーい。わかってますよぉ〜……。
もう、子供じゃないんだから、それくらい大丈夫ですって」
はっきりとしない返事を返すと
まるでそれが聞こえたように(いや、確実に聞こえたんだと思うけど)
「――ボロブ。返事は一度で構いませんよ?」
「………はぃ。」
ボクの態度が少し気に障ったのを感じ
視線を合わせないように返事を返す。
仮にも自分の身体を気遣って言ってくれた事だ。
素直に、謝って従った方がいいと、自分の中の何か――
(多分本能とかそんなんだと思う。野生の勘とか、女の勘とか、そーゆーのでも当てはまるのかな?とにかくさ、師匠に逆らって良い事なんてない。百害あって一利なし!そんなんだ。うん、間違いない。仮に、少しでも反発しようもんなら、朝とか早朝に起きて冷たい井戸の水を汲んで来いとか、早朝ランニングとか、笑顔で言い放つに決まってるんだから…!)
―――そう、言っていた。
「え、えーっと、で、でも、まぁ、こうやって、季節感があるって良いものですね!」
話題を逸らそうと、当たり障りのない事を言う。
「ええ、そうですね。
山の緑も、徐々に色付き始めてます。」
さわ、と緑が揺れる。
風が、気持ちよかった。
「秋、かぁー。
そろそろ、冬眠の季節かなー。」
ぽつり、と呟くと
師匠は、すごく
それは、すごーい不思議そうな顔で
眉を思いっきりしかめながら
「…………。
ボロブ。
あなた、冬眠するんですか?」
そう、師匠が言ってきた。
出来ることならしたいけど!(すごい本音)
い、いや、それは今、どうでもいい事で…!!
「で、出来るわけないでしょう!
ボクは人間ですよ?!?
冬眠は、カエルですよー!!」
がぁー、と否定の意味を込めまくって返事を返す。
そんなボクの様子を見て、師匠は、くすり、と笑いながら
「ええ。
もちろん冗談で言いましたよ。」
と、言った。
――……なんて事だ。
あの表情は、本気にとっているという演技だったって事か…!
「ま、少し外は寒いですけれど
それだけ元気があれば大丈夫ですね。
さ、修行を始めましょ。」
そう、にこやかな笑みで師匠はボクを見つめた。
……冬眠、したい。
***
少しだけ冷えた、遺跡の中で、ふと思い出した。
ボクはこの時を待っていた。
僅かに動悸が激しくなる。
傾いた体勢を立て直して
師匠だけを、唯見つめた。
「どうしました?ボロブ。」
いつもと変わらない笑顔の師匠がそこにはいて・・・
あの、師匠にギャフンと言わせてやるんだ!
この、筆で・・・文字で。
そこから連ねる言葉で。
そう。
師匠がやっていた様に・・・やればいい。
心を静めて、筆を大気へと向ける。
石が・・・光を放つ。
しゅるり。
文字を連ねていく。
「集え。
渇きを潤す蒼き流れよ。
その裏にある獰猛なる牙を
我が眼前の敵を打ち砕く力に変えよ!」
くるり、くるり。
最後に、円を描く。
蒼が。水が。
流れとなり、そこには現れる。
「いっけぇーーーーーええ!!!」
びしっと、筆で師匠を指差すと
まるで、それがわかったかのように
水は槍の様に鋭く変化し向かっていく。
「・・・ほぅ。水ですか。
ボロブらしいですね。」
そう、師匠の口が動いた気がした。
しゅるり、くるり。
師匠が何かを書いた。
早い、けれど綺麗で。
そこからは、火の玉みたいのが出てきて・・・
水と火。
2つは衝突をした。
―――――・・・ッ!!
熱気を帯びた水蒸気が辺り一杯に広がった。
ああ、眼鏡をしてたら真っ白になっていただろうな、と思いながら。
ぼんやりと視界の先の人影の一部が動いているのが見えた。
ぱちぱちぱち
「おめでとう。ボロブ。
よくその力を収得しましたね。」
いつもと変わらない声調で彼はそう言った。
・・・。
・・・、・・・。
プツ
「収得しなきゃ、殺す気だったでしょーーがぁあああ!!」
他には誰も居ない草原で、ボクの声が木霊した。
***
その後は、ひたすら師匠への呪いの言葉が思いついた。
「だから、呪術の飲み込み早いのかな・・・。」
僅かに動悸が激しくなる。
傾いた体勢を立て直して
師匠だけを、唯見つめた。
「どうしました?ボロブ。」
いつもと変わらない笑顔の師匠がそこにはいて・・・
あの、師匠にギャフンと言わせてやるんだ!
この、筆で・・・文字で。
そこから連ねる言葉で。
そう。
師匠がやっていた様に・・・やればいい。
心を静めて、筆を大気へと向ける。
石が・・・光を放つ。
しゅるり。
文字を連ねていく。
「集え。
渇きを潤す蒼き流れよ。
その裏にある獰猛なる牙を
我が眼前の敵を打ち砕く力に変えよ!」
くるり、くるり。
最後に、円を描く。
蒼が。水が。
流れとなり、そこには現れる。
「いっけぇーーーーーええ!!!」
びしっと、筆で師匠を指差すと
まるで、それがわかったかのように
水は槍の様に鋭く変化し向かっていく。
「・・・ほぅ。水ですか。
ボロブらしいですね。」
そう、師匠の口が動いた気がした。
しゅるり、くるり。
師匠が何かを書いた。
早い、けれど綺麗で。
そこからは、火の玉みたいのが出てきて・・・
水と火。
2つは衝突をした。
―――――・・・ッ!!
熱気を帯びた水蒸気が辺り一杯に広がった。
ああ、眼鏡をしてたら真っ白になっていただろうな、と思いながら。
ぼんやりと視界の先の人影の一部が動いているのが見えた。
ぱちぱちぱち
「おめでとう。ボロブ。
よくその力を収得しましたね。」
いつもと変わらない声調で彼はそう言った。
・・・。
・・・、・・・。
プツ
「収得しなきゃ、殺す気だったでしょーーがぁあああ!!」
他には誰も居ない草原で、ボクの声が木霊した。
***
その後は、ひたすら師匠への呪いの言葉が思いついた。
「だから、呪術の飲み込み早いのかな・・・。」
これはまだ、ボクが師匠の元にいた時の話。
前回までのあらすじ。
師匠が旅行につれてってくれると言ったのでうかれて
のこのこ着いて行ったら地獄の修行が始まったのでした。
そう、まさに地獄の真っ只中から話は始まる。
***
師匠は見て、盗めと行った。
ボクの手元にあるのは筆だけ。
そこまで体力があるわけではない。
師匠の攻撃らしきものを避けるのに疲れた。
「ちくしょー。やったろーじゃん。
よくわかんないけどさ!
この筆で
”書けば”いいんでしょ?
それが、半紙にじゃないだけ・・・!」
唇を、きゅっと噛み
にこりと笑顔の師匠を見る。
ボクは、見た。
師匠の筆。手の動き・・・全てを。
宝石らしき石が光る―――
そして、師匠は大気の上に
文字を書いていった。
書けるはずかないのに
確かに、”書いて”いた。
そして、最後に書いた言葉を
円で囲う。くるり、くるり。
すると、その言葉は動き出し形となるのだ・・・
――石に、炎に、風に、光に、闇に――
ボクへと向かって・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?
ぼくに?
「し、しまったぁあああああ!!!」
ガッ
「おぶっ。」
ゴッ
「げはっ!」
バキッ
「ごはっ!
!!ああーーーっ。めがね!!めがねがーー!!」
一気に視界がぼんやりしはじめた。
「師匠の・・・・ばっかやろーー。
女の子に対してだろうが容赦ないなんてーー。
許さない!
絶対、その技・・・盗んでやるーー!
使いこなしてやるーー!!」
チカ。
手に持っていた筆。
それについていた石が、ボクの意志と呼応するように光った。
僅かに力が湧いてきたようだった。
「・・・出来る。」
そう、感じた。
***
そうそう。
あれ以降、予備の眼鏡の重要性に気付いたってわけよ。
前回までのあらすじ。
師匠が旅行につれてってくれると言ったのでうかれて
のこのこ着いて行ったら地獄の修行が始まったのでした。
そう、まさに地獄の真っ只中から話は始まる。
***
師匠は見て、盗めと行った。
ボクの手元にあるのは筆だけ。
そこまで体力があるわけではない。
師匠の攻撃らしきものを避けるのに疲れた。
「ちくしょー。やったろーじゃん。
よくわかんないけどさ!
この筆で
”書けば”いいんでしょ?
それが、半紙にじゃないだけ・・・!」
唇を、きゅっと噛み
にこりと笑顔の師匠を見る。
ボクは、見た。
師匠の筆。手の動き・・・全てを。
宝石らしき石が光る―――
そして、師匠は大気の上に
文字を書いていった。
書けるはずかないのに
確かに、”書いて”いた。
そして、最後に書いた言葉を
円で囲う。くるり、くるり。
すると、その言葉は動き出し形となるのだ・・・
――石に、炎に、風に、光に、闇に――
ボクへと向かって・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん?
ぼくに?
「し、しまったぁあああああ!!!」
ガッ
「おぶっ。」
ゴッ
「げはっ!」
バキッ
「ごはっ!
!!ああーーーっ。めがね!!めがねがーー!!」
一気に視界がぼんやりしはじめた。
「師匠の・・・・ばっかやろーー。
女の子に対してだろうが容赦ないなんてーー。
許さない!
絶対、その技・・・盗んでやるーー!
使いこなしてやるーー!!」
チカ。
手に持っていた筆。
それについていた石が、ボクの意志と呼応するように光った。
僅かに力が湧いてきたようだった。
「・・・出来る。」
そう、感じた。
***
そうそう。
あれ以降、予備の眼鏡の重要性に気付いたってわけよ。
危ない。張り忘れるとこだった。
+++
ゴゥッ!!
「いーやぁァァア!!!」
草原に少女の悲鳴が響く。
「はっはっは。
だめですよー。
きちんと私の技を見て記憶なさい。」
「無理!無理ですってばぁああ!!」
容赦ない攻撃。
確かに、師匠は筆を使っているはずなのに
なぜこんな、風やら圧のような、そんなものが出るのだろう。
ふと
師匠を見た。
「・・・なに?あれ?」
書いていた。
空中に、書を。文字を。言葉を。
それが、形となり・・・
ボクへと・・・迫る。
「―――‥ぅ、わぁぁっ!」
あれを、習得しろって?
そんな無茶な!!
いきなり出来るものなのかよ!!
‥‥ボォッ‥‥
「え?」
さっき師匠から貰った筆が
その先についていた石が・・・・・・光った―――
***
筆を見つめ
やっぱり溜息をついた。
+++
ゴゥッ!!
「いーやぁァァア!!!」
草原に少女の悲鳴が響く。
「はっはっは。
だめですよー。
きちんと私の技を見て記憶なさい。」
「無理!無理ですってばぁああ!!」
容赦ない攻撃。
確かに、師匠は筆を使っているはずなのに
なぜこんな、風やら圧のような、そんなものが出るのだろう。
ふと
師匠を見た。
「・・・なに?あれ?」
書いていた。
空中に、書を。文字を。言葉を。
それが、形となり・・・
ボクへと・・・迫る。
「―――‥ぅ、わぁぁっ!」
あれを、習得しろって?
そんな無茶な!!
いきなり出来るものなのかよ!!
‥‥ボォッ‥‥
「え?」
さっき師匠から貰った筆が
その先についていた石が・・・・・・光った―――
***
筆を見つめ
やっぱり溜息をついた。
二週間ぶりの更新です。
日記も改行多めで書いてみた(何
今回は宝珠戦もあったんですが…結果は下へ。
+++
――ざぁっ…
深い森の中を歩いていると
ふと、景色が晴れた。
「さ、着きましたよ。
これだけ何もない草原なら
思いっきり練習出来ます。」
…この時、ボクは師匠が一体何を
言っているのかわかるはずもなく
むしろ、草原いっぱいに半紙でも広げて
ひたすら練習とかじゃないかって思っていた。
けれど、現実はそれ以上のものだった。
「ここまで、頑張って歩いてきたボロブに御褒美をあげましょう。」
細い目のまま、師匠はボクに近付いてきて…
一本の変わった装飾をした筆を渡した。
…?
ぐらり。
――――…ッッ!!
手にした瞬間、どこかに吸い込まれるような感覚。
こ、これは、普通の筆なんかじゃない!!
そう、思った瞬間だった。
更なる悪夢がボクを襲ったんだった。
――ゴッ
強風がボクの真横を吹きぬけた。
強風の吹く先を見るとすごい笑顔の師匠がいた。
…一体、何を?
「さぁ、ボロブ。
修行の…時間ですよ?」
笑顔を崩さない師匠。
その手には、ボクが貰った筆と
良く似た筆が握られていて…
師匠の周辺には風が流れていた。
「今、私がやったような…技…というべきかは
わかりませんが…それを習得してもらいます。」
その時の、ボクの感情はこんな感じだ。
Σ(゜Д゜)は?
これから始まる、ボクの地獄の物語…――
***
この思い出を思い出してる時に
自分の筆を見ると、何故か溜息が出る。
どうしてあの時、素直に筆を貰ってしまったのかと。
「…はぁ。」
+++
宝珠戦勝ったよ!やったぜぇえええ!!
さて、地上に戻らずにずんずん進むらしいので頑張らねば。
日記も改行多めで書いてみた(何
今回は宝珠戦もあったんですが…結果は下へ。
+++
――ざぁっ…
深い森の中を歩いていると
ふと、景色が晴れた。
「さ、着きましたよ。
これだけ何もない草原なら
思いっきり練習出来ます。」
…この時、ボクは師匠が一体何を
言っているのかわかるはずもなく
むしろ、草原いっぱいに半紙でも広げて
ひたすら練習とかじゃないかって思っていた。
けれど、現実はそれ以上のものだった。
「ここまで、頑張って歩いてきたボロブに御褒美をあげましょう。」
細い目のまま、師匠はボクに近付いてきて…
一本の変わった装飾をした筆を渡した。
…?
ぐらり。
――――…ッッ!!
手にした瞬間、どこかに吸い込まれるような感覚。
こ、これは、普通の筆なんかじゃない!!
そう、思った瞬間だった。
更なる悪夢がボクを襲ったんだった。
――ゴッ
強風がボクの真横を吹きぬけた。
強風の吹く先を見るとすごい笑顔の師匠がいた。
…一体、何を?
「さぁ、ボロブ。
修行の…時間ですよ?」
笑顔を崩さない師匠。
その手には、ボクが貰った筆と
良く似た筆が握られていて…
師匠の周辺には風が流れていた。
「今、私がやったような…技…というべきかは
わかりませんが…それを習得してもらいます。」
その時の、ボクの感情はこんな感じだ。
Σ(゜Д゜)は?
これから始まる、ボクの地獄の物語…――
***
この思い出を思い出してる時に
自分の筆を見ると、何故か溜息が出る。
どうしてあの時、素直に筆を貰ってしまったのかと。
「…はぁ。」
+++
宝珠戦勝ったよ!やったぜぇえええ!!
さて、地上に戻らずにずんずん進むらしいので頑張らねば。
ザッ、ザッ、ザッ…
ボクは、この旅行に出て後悔し始めていた。
「…し、師匠ぉ〜。一体何処まで歩くんですか?
しかも…こんな山の中。
確かに、普段の住んでいる所も結構山の中だけど
こんな起伏が激しくないしー…」
「もう少しですよ、ボロブ。」
そう言って、細い目で微笑む師匠の顔は
明らかに何かを企んでいるかのような顔に見えた。
…ボクは、この旅行に来た事を後悔した。
+++
無事にサバスに勝てたよ!やったぜーー。
ボクは、この旅行に出て後悔し始めていた。
「…し、師匠ぉ〜。一体何処まで歩くんですか?
しかも…こんな山の中。
確かに、普段の住んでいる所も結構山の中だけど
こんな起伏が激しくないしー…」
「もう少しですよ、ボロブ。」
そう言って、細い目で微笑む師匠の顔は
明らかに何かを企んでいるかのような顔に見えた。
…ボクは、この旅行に来た事を後悔した。
+++
無事にサバスに勝てたよ!やったぜーー。
旅行に行く為、日記を早めにあげておく。
サバス戦…どうなるのやら。
+++
るん♪
「かーえーるーのーがっこうは〜♪」
やたらと上機嫌なボクがいた。
太陽が燦々と照っていた、夏のある日。
師匠が、小旅行にでも行こうか、と言ってくれた。
鞄の中に荷物を詰め込んでいると
きしっ、きしっと、廊下を歩いてくる音が聞こえる。
「用意は出来ましたか?」
師匠の声が後からした。
長い髪を後で結い、普段の和服とは違う
動きやすそうな服装の姿だった。
「はい、もう少しってとこかな。
えーっと…
かえるの歯ブラシに
かえるのタオルに
かえるの髪留め
かえるのー……」
確認しながら、鞄の中を見ているボクの様子を見て
師匠はなんだか微笑ましい笑みを向けていたかもしれない。
「よし、師匠!準備完了です!」
鞄を背負い、勢い良く立ち上がる。
「では、行きましょうか。」
****
あの旅の思い出…
思い出すだけで……
恐ろしい…!
師匠が、理由もなく旅に行くなんて
思っていたボクが馬鹿だったんだ。
****
「でも、あの地獄の日々があったからこそ
今のボクがここにいる…。」
きらりと輝く魔石をはめ込めた筆を握る。
「今のボクに出来る限りの事をしよう…――」
サバス戦…どうなるのやら。
+++
るん♪
「かーえーるーのーがっこうは〜♪」
やたらと上機嫌なボクがいた。
太陽が燦々と照っていた、夏のある日。
師匠が、小旅行にでも行こうか、と言ってくれた。
鞄の中に荷物を詰め込んでいると
きしっ、きしっと、廊下を歩いてくる音が聞こえる。
「用意は出来ましたか?」
師匠の声が後からした。
長い髪を後で結い、普段の和服とは違う
動きやすそうな服装の姿だった。
「はい、もう少しってとこかな。
えーっと…
かえるの歯ブラシに
かえるのタオルに
かえるの髪留め
かえるのー……」
確認しながら、鞄の中を見ているボクの様子を見て
師匠はなんだか微笑ましい笑みを向けていたかもしれない。
「よし、師匠!準備完了です!」
鞄を背負い、勢い良く立ち上がる。
「では、行きましょうか。」
****
あの旅の思い出…
思い出すだけで……
恐ろしい…!
師匠が、理由もなく旅に行くなんて
思っていたボクが馬鹿だったんだ。
****
「でも、あの地獄の日々があったからこそ
今のボクがここにいる…。」
きらりと輝く魔石をはめ込めた筆を握る。
「今のボクに出来る限りの事をしよう…――」
―――…ぽたり
「…っっ……ぎゃーーー!汗で滲んだーーーっ!!
せ、せっかく良い感じで書けてたのにーーっ!!」
半紙がじわりと汗を吸い込み、そこへ広がっていく墨を見てボクは悲鳴を上げた。
「ボロブ…騒ぎすぎですよ。」
「し、師匠ー!そんな事言ったってー!
折角自分のイメージ通りの作品が書けてると思ったのに。」
その様子を見て、師匠は宥めるかのようにボクの頭の上に、ぽん、と手を置いて
「おや。こんなにてっぺんが熱くなってますね。
冷たい物でも食べて気分転換でもしましょうか。」
にこり、と細い目を更に細めた。
師匠の、藍色の浴衣がとても似合っていた。
外からは、蝉の鳴き声がミンミンと響いてくる。
じわりと汗が身体にも滲んだ。
「……………はぃ。」
…どうやっても、この人には敵わないんじゃないだろうか。
と、いつも思う。
梅雨も明けて、季節は本格的に夏を迎える。
****
出来る事なら
また
師匠と一緒に。
―――……。
****
「餡蜜、食べたいな。」
遺跡の中だと、食料が限られてくるのもあって
好きな食べ物が余計に恋しくなるのだろうか。
遺跡の中は、あの日よりは涼しく感じられる。
「…っっ……ぎゃーーー!汗で滲んだーーーっ!!
せ、せっかく良い感じで書けてたのにーーっ!!」
半紙がじわりと汗を吸い込み、そこへ広がっていく墨を見てボクは悲鳴を上げた。
「ボロブ…騒ぎすぎですよ。」
「し、師匠ー!そんな事言ったってー!
折角自分のイメージ通りの作品が書けてると思ったのに。」
その様子を見て、師匠は宥めるかのようにボクの頭の上に、ぽん、と手を置いて
「おや。こんなにてっぺんが熱くなってますね。
冷たい物でも食べて気分転換でもしましょうか。」
にこり、と細い目を更に細めた。
師匠の、藍色の浴衣がとても似合っていた。
外からは、蝉の鳴き声がミンミンと響いてくる。
じわりと汗が身体にも滲んだ。
「……………はぃ。」
…どうやっても、この人には敵わないんじゃないだろうか。
と、いつも思う。
梅雨も明けて、季節は本格的に夏を迎える。
****
出来る事なら
また
師匠と一緒に。
―――……。
****
「餡蜜、食べたいな。」
遺跡の中だと、食料が限られてくるのもあって
好きな食べ物が余計に恋しくなるのだろうか。
遺跡の中は、あの日よりは涼しく感じられる。
――…しとしと…
いつもだったら、この時期は梅雨で
師匠の家のある森は薄暗い闇に覆われていた。
雨音とカエルの鳴き声を聞きながら
毎日毎日、書を書いていた日々。
「ねーねー、師匠。
こうやって過ごす日々っていいですね。
雨が降ると、気分が滅入ったりする人が多くなるって
何かで読んだ事があるんですけれど
ボクはそんな事、全然ないなー。
だってだって、雨が降ったらカエル沢山だし!
あー、半紙がちょっと湿っぽくなって
よれよれーってなっちゃうのは辛いかなー。
墨の乗りも僅かに変わる気がしますしね。
あ、あとは、洗濯物が乾き難いとかもあるかなぁ?」
止まる事なく喋るボクを見て、師匠がぴしゃりと
「…ボロブ。
口より先に、手を動かしなさい。」
ザーーー…
「ぅ、ごめんなさい。師匠。」
しょんぼりとしながらも、姿勢を正して筆を握る。
ボクの横を歩く師匠が、外の景色を見ながら呟いた。
「恵みの雨、ですね。」
****
「遺跡の中って、雨が降らないよね。
…当たり前だけど。」
天井を見上げ、ぽつりと呟く。
見つめる先は、天井を越えた先にある空だったのかもしれない。
今日の天気は何だろう。
いつもだったら、この時期は梅雨で
師匠の家のある森は薄暗い闇に覆われていた。
雨音とカエルの鳴き声を聞きながら
毎日毎日、書を書いていた日々。
「ねーねー、師匠。
こうやって過ごす日々っていいですね。
雨が降ると、気分が滅入ったりする人が多くなるって
何かで読んだ事があるんですけれど
ボクはそんな事、全然ないなー。
だってだって、雨が降ったらカエル沢山だし!
あー、半紙がちょっと湿っぽくなって
よれよれーってなっちゃうのは辛いかなー。
墨の乗りも僅かに変わる気がしますしね。
あ、あとは、洗濯物が乾き難いとかもあるかなぁ?」
止まる事なく喋るボクを見て、師匠がぴしゃりと
「…ボロブ。
口より先に、手を動かしなさい。」
ザーーー…
「ぅ、ごめんなさい。師匠。」
しょんぼりとしながらも、姿勢を正して筆を握る。
ボクの横を歩く師匠が、外の景色を見ながら呟いた。
「恵みの雨、ですね。」
****
「遺跡の中って、雨が降らないよね。
…当たり前だけど。」
天井を見上げ、ぽつりと呟く。
見つめる先は、天井を越えた先にある空だったのかもしれない。
今日の天気は何だろう。
カラン
―それは遠き日の記憶―
七夕。
「たけーにたんざく、たなばた祭り♪
大いに祝おぅ♪
ろうそく一本下さいな♪」
家の外には短冊の飾りで彩られた笹の葉。
路には浴衣の子供達が、からんころんと音を立てながら駆けて行く。
手には大きな袋をぶら下げながら。
今日は、年に一度の夏のお祭り。
家を一軒一軒まわり、歌を歌い、何故か蝋燭を貰う。
子供の私にとっては、数か月分のお菓子を
得る為の日でもあり朝から期待に胸を弾ませていた。
****
今日だけは、修行もお休み。
緑色の浴衣を着せてもらい、鏡の前で自分の姿を
何度も何度も見ては、顔の筋肉を緩ませていた。
「ねーねー、師匠!!似合いますかー?」
静かに頷かれると、余計に嬉しく思えた。
ところが
しとしと……―――ざぁざぁ。
「――…わ、雨…?」
空に立ち込める暗雲。
地面が黒く染まる。
「これでは、七夕は中止でしょうかねぇ…。」
師匠の声。
「せっかく、楽しみにしていたのに。うーー。」
肩を落として、項垂れる。
―――…ロ
――ケロ
ケロケロ
―――…この泣き声はっ!!
雨に誘われて現れるは、アマガエル。
緑色の姿が視界に飛び込む。
「師匠!蛙ですよー!!
……くぅぅ…か、可愛い…っ!!」
「ボロブが、悲しそうな顔をしていたから
励まそうとしてやってきたのかもしれませんよ?」
「…え?
…そっか、ありがと。
来年は、一緒に行こうか。」
そっと蛙を一匹掌に取り、笑みを向けた。
―それは遠き日の記憶―
七夕。
「たけーにたんざく、たなばた祭り♪
大いに祝おぅ♪
ろうそく一本下さいな♪」
家の外には短冊の飾りで彩られた笹の葉。
路には浴衣の子供達が、からんころんと音を立てながら駆けて行く。
手には大きな袋をぶら下げながら。
今日は、年に一度の夏のお祭り。
家を一軒一軒まわり、歌を歌い、何故か蝋燭を貰う。
子供の私にとっては、数か月分のお菓子を
得る為の日でもあり朝から期待に胸を弾ませていた。
****
今日だけは、修行もお休み。
緑色の浴衣を着せてもらい、鏡の前で自分の姿を
何度も何度も見ては、顔の筋肉を緩ませていた。
「ねーねー、師匠!!似合いますかー?」
静かに頷かれると、余計に嬉しく思えた。
ところが
しとしと……―――ざぁざぁ。
「――…わ、雨…?」
空に立ち込める暗雲。
地面が黒く染まる。
「これでは、七夕は中止でしょうかねぇ…。」
師匠の声。
「せっかく、楽しみにしていたのに。うーー。」
肩を落として、項垂れる。
―――…ロ
――ケロ
ケロケロ
―――…この泣き声はっ!!
雨に誘われて現れるは、アマガエル。
緑色の姿が視界に飛び込む。
「師匠!蛙ですよー!!
……くぅぅ…か、可愛い…っ!!」
「ボロブが、悲しそうな顔をしていたから
励まそうとしてやってきたのかもしれませんよ?」
「…え?
…そっか、ありがと。
来年は、一緒に行こうか。」
そっと蛙を一匹掌に取り、笑みを向けた。
日記を書かなければ、この島に来て
どれくらいの日数が経ったのかわからない。
いつの間にか、一週間が経っていた。
なんだかあっと言う間のように感じていた。
見たことのないような怪物…のような動物ような
はたまた変態みたいな奴もいたりと
この洞窟は自分にとって、始めてが沢山溢れていて
常に心が弾むような感覚になる。
また、先日大きな蛙…のようなヒト?みたいな…?
とりあえず可愛くて素敵な蛙にも出会えた。
もっと、もっと洞窟の奥に行けば
素敵な出会い、そして冒険が待っているんじゃないか。
めちゃんこ可愛い蛙にも会えるんじゃないか?
いや、きっとそうに違いない…!
ぎゅっと、筆を握り締める手に力が入った。
++++
見事に7日目を書き逃した…!ww
どれくらいの日数が経ったのかわからない。
いつの間にか、一週間が経っていた。
なんだかあっと言う間のように感じていた。
見たことのないような怪物…のような動物ような
はたまた変態みたいな奴もいたりと
この洞窟は自分にとって、始めてが沢山溢れていて
常に心が弾むような感覚になる。
また、先日大きな蛙…のようなヒト?みたいな…?
とりあえず可愛くて素敵な蛙にも出会えた。
もっと、もっと洞窟の奥に行けば
素敵な出会い、そして冒険が待っているんじゃないか。
めちゃんこ可愛い蛙にも会えるんじゃないか?
いや、きっとそうに違いない…!
ぎゅっと、筆を握り締める手に力が入った。
++++
見事に7日目を書き逃した…!ww
太陽が眩しい。
久しぶりに、外の空気を思いっきり吸い込んだ。
「すーはー………っ!!
いてて…くっそー。
はーーっ…。
ん?」
ふと、自分の筆を見つめる。
遺跡から一度出て、一寸の休息。
自分の力は、まだまだ未熟だと痛感させられた。
筆先、とは逆の取っ手部分。正確には、取っ手よりも更に端。
そこには、石をはめ込む様な空洞がある。
ずっと旅をしてきた時に使ってきた魔石がそこにはあった。
「…、…。」
一寸、目を細めて
カシュッ
その石を取り出す。
軽くひびが入っていた。
「…お疲れ様。……そして、ありがとうね。
ヘカトの祝福が、ありますように…。」
そして、仲間から貰った魔石を新たにはめ込んだ。
+++++
武器が魔石なのですが、新しいのを作ってもらったり
できるわけなのですけど、せっかくだから
その経緯でもと思ったのが今回。
ネタがなかったわけではないですよ!?w
久しぶりに、外の空気を思いっきり吸い込んだ。
「すーはー………っ!!
いてて…くっそー。
はーーっ…。
ん?」
ふと、自分の筆を見つめる。
遺跡から一度出て、一寸の休息。
自分の力は、まだまだ未熟だと痛感させられた。
筆先、とは逆の取っ手部分。正確には、取っ手よりも更に端。
そこには、石をはめ込む様な空洞がある。
ずっと旅をしてきた時に使ってきた魔石がそこにはあった。
「…、…。」
一寸、目を細めて
カシュッ
その石を取り出す。
軽くひびが入っていた。
「…お疲れ様。……そして、ありがとうね。
ヘカトの祝福が、ありますように…。」
そして、仲間から貰った魔石を新たにはめ込んだ。
+++++
武器が魔石なのですが、新しいのを作ってもらったり
できるわけなのですけど、せっかくだから
その経緯でもと思ったのが今回。
ネタがなかったわけではないですよ!?w
しゅるり。
筆を手に取ると
どこか落ち着く。
心が休まり
気も引き締まる。
いつからだろうか。
自分が、筆を手に取るようになったのは…
いつからだろうか。
蛙が可愛くって仕方がなくなったのは…
+++++
地味に参加中。
キャラ名はボロブドゥール。
これ>http://fi.x0.com/
毎回日記書いてたけど、更新ごとに消えるのが切ないのでこっちにも貼るようにしよう。
筆を手に取ると
どこか落ち着く。
心が休まり
気も引き締まる。
いつからだろうか。
自分が、筆を手に取るようになったのは…
いつからだろうか。
蛙が可愛くって仕方がなくなったのは…
+++++
地味に参加中。
キャラ名はボロブドゥール。
これ>http://fi.x0.com/
毎回日記書いてたけど、更新ごとに消えるのが切ないのでこっちにも貼るようにしよう。
毎年、この時期になったら必ずこんなタイトルで書いているんだろうな、とか思いながら。
本当に寒くなってきました。
冬だ。
冬だなぁ。
秋ってあったのかなぁ……。
重ね着ですね。もこもこ。
着ていく服に困る季節ですね。
色々疎い。
でもパフスリーブは可愛いと思う。
本当に寒くなってきました。
冬だ。
冬だなぁ。
秋ってあったのかなぁ……。
重ね着ですね。もこもこ。
着ていく服に困る季節ですね。
色々疎い。
でもパフスリーブは可愛いと思う。